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雲取山や長沢背稜でカラマツを良く目にします。水源林として植えられたものです。
カラマツは典型的な陽樹で、痩せた土壌でも良く成長するから選ばれたのでしょう。
カラマツは日本で唯一、落葉する針葉樹です。
その故郷は、シベリア内陸の永久凍土帯。タイガと呼ばれるのはカラマツの大森林です。
永久凍土は盛夏でも、表土の上っ面が解けるだけで、下層は凍結したままの寒さです。カラマツはこの解けた表土に含まれる水分を頼りに生育します。冬期では表土は完全に凍ってしまい、極度の乾燥状態になります。
日本では中部地方で、特に地形が急峻な岩石地や火山の未熟土壌に、小群状に天然分布しています。年間降水量が少なく、大陸性気候で冬は寒気が厳しいところです。
北原白秋
からまつはさびしかりけり
たびゆくはさびしかりけり
新芽の伸び始めは、樹全体がうっすらと緑に霞みます。夏は清々しい緑に輝き、秋はカエデ達の紅葉にも負けない黄金色。そして冬枯れ。繊細な梢に青空が見え、足もとは針葉のジュウタンになっています。
植林帯でも唯一好きな樹です。
でも材木としては、他の針葉樹より、材質が悪く、そったり割れたりして用途が狭いので、生産者側はその販路に腐心しているそうです。
カラマツはまた、高山の厳しい環境でも、その姿を見ることが出来ます。
ブナの葉には、初め両面に長毛があるが、後に脈上にだけ残る。
雌雄同株。
5月頃、新葉とともに開花する。雄花は頭状花序様をなし、新枝の下部に腋生して垂れ下がり、雌花序は上部から出る。
堅果は柔らかいトゲのある総包に包まれ、熟すと4裂し、2堅果を現す。
材は耐久性に乏しいが、家具、器具、ベニヤ、パルプなどに用いられる。
3稜ある円錐形の果実はソバに似ているのでソバグルミともいわれ、5〜10年に1回ぐらいは大豊作があり、炒って食べることもある。
ブナより低いところには、樹皮が暗褐色色でいぼ状の小突起があるイヌブナが生える。材質がブナより劣るので「犬ブナ」という。
森のチョウと呼ばれるフジミドリシジミの、食樹にもなっています。
ブナの子供が育つのは、とても大変! 更新の話し。
5年に一度? それは子孫を残す知恵? ブナが考えた結実の戦略。
ブナの実は、私とブナの出合のきっかけでもありました。
シナノキの花は、花柄の中ほどにある葉が変形して、へら型の苞になっています。
丹沢のブナ林ではよく見る樹です。
●シナノキ科 落葉高木
ツクバネウツギの変種で、亜高山帯の下部に生え、本年枝の先端に赤い花を2個ずつつけます。
花冠は長さ2cmの筒状つりがね型で、先端は5裂、内側に赤い斑紋があります。関東地方北部と中部地方西部に見られます。
釣鐘状の1cm位の花をいくつもぶら下げます。
更紗模様の、淡黄赤色に赤色のすじがかわいい。
●ツツジ科 落葉低木
初夏、奥多摩の石尾根で鈴なりに花を咲かせていたサラサドウダンも、9月には上を向く果実を付けていました。
ミズキ科ミズキ属 水平に枝を広げて花を付けます。葉の側脈が著しく曲がり、すべて葉の先へ集まっているのが特徴的。
白い4枚の花びらが目立ちますが、じつはこれ白い葉(総包)で丸い花の集団を囲んでいるのです。
都会地には米国産のハナミズキ(ドッグウッド)が広く植えられています。こちらの総包は白かピンクで、先がくぼんでいて形が違います。
●ミズキ科 落葉高木
沢沿いでひときわ大きく葉を付ける樹。
クリのような大きな実が生る。ただしトチの実はサポニンが多く苦い。
灰汁抜きをしてトチ餅を作るとおいしい。食べたこと無いけど(笑)
花は蜂蜜を採るのにも良い。
●トチノキ科トチノキ属 落葉高木 樹高20〜30m
沢沿いで多く見られる樹です。真っ直ぐに高く高く伸びた幹がきれいです。
クルミですが、実はいわゆるクルミになりません。2枚の羽根を持った実で、いくつも連なって垂れ下がる果穂を作ります。一つ一つが風に乗って飛んでいくとか。
●クルミ科 落葉高木
ミズナラの変種と言われます。ハイマツのように、匍匐した生活形をしています。
分布域は、日本海に直面する鳥海山以南の出羽山地から上越の亜高山帯。白山以北の亜高山帯にも局所的に分布しているそうです。分布域はつまり豪雪地帯の亜高山帯。
雪に弱い針葉樹帯の変わりに分布していて、そのすぐ下は冷温帯の落葉樹林に接しています。
至仏山のミヤマナラ? (Special Thanks ヤマボウシさん)
加筆予定
加筆予定
ホオノキは東北地方から山陰地方にかけて、昔から飯を盛る葉として使われています。万葉の時代はホオガシワと呼ばれていたそうで、民俗学的にはカシワというのは料理に使う葉のことを意味するのだそうです。
木は虫から自分を守るために、いろいろ工夫することがあります。
ホオノキは、カビやバクテリアを防ぐための芳香成分があるらしいです。
ホオバ巻きは、そんな性質を食料の腐敗防止に使っているのでしょうか。
実際、ホオノキの落葉はなかなか分解されず、いつまでたっても登山路に残っています。
●モクレン科 落葉高木 樹高20〜30m
春に先ず咲くマンサク。ウラクロシジミチョウの食樹。生息地は山の雑木林や丘陵地。
山地の谷間や沢沿いで、早春、葉を出す前に、ダンコウバイなどと一緒に花を咲かせます。葉っぱが特徴的で直ぐ覚えられます。
フサザクラの「房」は実が房になって付くところから。サクラは、どこから来た名前なんでしょうか?
●フサザクラ科 落葉高木
味の良い実はキイチゴと言う相性で有名。
花はモミジに似た葉の下につくのでよく見えない事が多い。
●バラ科 落葉低木
山地に普通に生え、よく分枝する。葉は卵形で先が細く尖る。花は本年枝の先に総状花序を出し小さい白い花を付けます。
●バラ科 落葉低木
雑木林に、ひときわ目立つ樹皮。見上げると、葉がホオノキ風に見えます。
昔々、葉を乾燥保存して飢饉に備えたと言います。いわゆる救荒植物とするため、法令を定めてこの木の種子を配布したところから、令法の名が残ったとか。
材は固いので背負子の材料にされたり、若芽は山菜として食べられるそうです。
●リョウブ科 落葉高木
オオカメノキもしくはムシカリと言います。
標高1500m付近から見られる。葉は卵形で亀の甲羅にいている。二枚ずつ対生して行儀よく並んでいるのでよく目立つ。
●スイカズラ科 落葉亜高木
スイカズラ科タニウツギ属 花の色が淡黄白色から紅色に変わるので「二色空木」 太平洋側の山地に多い。
●スイカズラ科タニウツギ属 落葉低木
芽吹きは、ウドの芽と同じように山菜になります。
幹はブナとそっくりな白い樹肌。
●ウコギ科 落葉高木
秋に美味しい栗
●ブナ科 落葉高木
マタタビ科サルナシ属 ツル性の木です。
花期が来ると、白い粉を吹いて葉が白くなります。
花は、おす、めす、両生の三種が混ざって咲きます。
疲れ切った旅人が、この実を食べて元気を出し、"また旅"を続けることが出来ました。
●マタタビ科 落葉ツル植物
木に芳香があります。
山地の谷間や岩場に多く、名前の由来として、「谷香ばし」が転訛したという説があります。
●クスノキ科 落葉亜高木
●ユキノシタ科 落葉低木
料理に使われるなじみの木。
2000年6月現在、渡した唯一見分けられる、食べられる植物です(笑)
葉、花、実は香辛料。果皮と種子は薬用(健胃剤・駆虫剤)。新芽は薬味。材はすりこぎになると言います。
花は4〜5月。小さい黄色の花を集めた複総状花序。雌雄異種。
●ミカン科サンショウ属 落葉低木
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